松本潤・高木雄也の反抗期について

アイドル

早い段階でデビューしたグループに、切っても切り離せないのが、メンバーの反抗期・思春期と言ってもいいでしょう。今回はアイドルの反抗期、そして周りのメンバー、その他について書いていこうと思います。

この記事を書いた人
すぴか

すぴかと申します!アイドルに関する情報や気づいたこと、感想自由気ままに書いております!嵐ファンというのがベースにあり、SexyZone、Hey!Say!JUMPとハマっていきました!そのためこの3グループ関係が多くなります!

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反抗期

私が今回取り上げるメンバーは、嵐の松本潤Hey!Say!JUMPの髙木雄也です。(敬称略)

この2人には同じような状況もあれば、全く違う点もあり、非常に興味深いです。

反抗期のきっかけ・エピソード

2人がどのような反抗期だったのか、書いていきたいと思います。

松本 潤(嵐) の反抗期

松潤が反抗期を迎えたのは、2002年頃、ドラマ『ごくせん』の頃です。役柄が抜けず、それまでは自分をお笑いリーダーと言ったり、へたれキャラであったりした松潤ですが、この頃からガラッとキャラが変わります。

「人の話は基本、批判的に捉えてしまうようになっていた」

と昔を振り返っていました。

髙木 雄也(Hey!Say!JUMP)の反抗期

髙木くんが反抗期であったのは、松潤と同じで、ドラマ『ごくせん3』に出演していた2008年から2009年にかけてでした。髙木くんは言うならばグループ内反抗期で、本人も、

「JUMPのメンバーといるとき、ふて腐れた態度を取ってたときありましたね。キライじゃないし、メンバーがワーってしゃべってるとこに入りたい自分もいたんですけどね…。でも、年も近いし、『ごくせん』のメンバーといるほうが、楽しいなってときがあって」

Myojo 2014年5月号 10000字インタビュー『裸の時代』

と言っており、他のメンバーもその当時を「一匹狼」という風に振り返っている場面がよく見られます。

周りの状況

松本潤(嵐)

松潤が反抗期を迎えたとき、メンバーなどの周りの状況はどんな風だったのか。ごくせんの現場自体、みんなが殺伐としていて、今は親友となった俳優の小栗旬さんも、「ごくせんのときはいけすかない奴だなと思っていた。」と発言しています。2人は花より男子で再共演してから仲良くなったともテレビで言っていました。

松潤の反抗期で有名な話が、櫻井くんとの氷河期です。私は翔潤(櫻井翔と松本潤のコンビ)が大好きなのですが、この氷河期は2人の関係性において非常に重要です。

それまでは、松潤が翔くんにべったり甘えていて、デレデレ期とも言われており、しっかり者のお兄ちゃんとお兄ちゃん大好きなヘタレ弟という感じでしたが、氷河期にはここで少し距離ができます。ただ松潤の成長過程に必要なことであり、それをわかってか翔くんも「本当はこんな奴じゃないんですよ」と周りに弁解するということもありました。

他にもメンバーの大野くんは雑誌にて

松潤は、昔はトゲトゲだったけどね(笑)。でも当時、彼がそうやっていてくれたからこそ、よかったんじゃないかな?そうじゃなかったら、みんな中途半端なままだったと思うし。松潤が先頭切って動いてくれたり、本当に嵐のことを考えて…やってくれたから、今いろんな景色を見ることが出来てるんだと思うし。嵐をいっぱい考えてくれてるっていうか、ずっと考えてくれてる印象だなぁ。

他にも他メンバーが松潤の反抗期について言及しているシーンはあるのですが、そこからも、周りのメンバーが松潤を温かく見守っていてくれたのだというのがよくわかります。

髙木雄也(Hey!Say!JUMP)

髙木くんの反抗期において一番重要であったのはメンバー・薮くんの存在です。髙木くんは、グループ内反抗期で、他のメンバーがワイワイやっていても混ざらず、ごくせんの共演メンバーとばかり遊んでいたとのこと。

加えて、演技初心者の自分が『ごくせん』という国民的ドラマに出ていることに違和感を感じ、「自分じゃない人がやればよかったのに」とプレッシャーに押しつぶされ、さらに同時にHey!Say!JUMPの活動もあったため、双方に迷惑をかけていると思い悩み、「この世界にはいられない」と、事務所を辞めようと思ったそうです。

メンバーにはやめようと思ってること言えなかったけど、たぶん薮くんとかは、気づいてたんだと、今だからですけど思うんですよね。「ごくせん」のメンバーで遊んでるとこに、突然来て混ざったりして。俺以外、知ってる人誰もいないのに。正直、あのころの俺は“ウゼーな”って思ってて。だけど、そういうことしてくれたから、俺はJUMPの現場にも、ちゃんと行ってたんだと思う。行くのやめよっかなって思ったこともあったから。ありがたかったよね」

Myojo 2014年5月号 10000字インタビュー 『裸の時代』

この話を、薮くんも雑誌にて話しています。

あいつなりに必死だったのもわかったんですよ。「ごくせん」でジャニーズ以外の世界にも触れ、もっと世界を広げなきゃいけないって思ってることも。ごくせんのメンバーとよく遊んでることも、俺は知ってて。でも、頭ごなしに注意しても、余計ムスっとするだろうなって思ったんで、高木に積極的に“メシ行こうぜ”とか誘ったり、ごくせんのメンバーと遊んでる最中、その集まりに何回か、突然参加したりしてましたね。僕以外は、全員、ごくせんのメンバー。僕は髙木しか知ってる人いないのに(笑)」

Myojo 2014年1月号 10000字インタビュー 『裸の時代』

薮くんは髙木くんの性格もしっかり理解したうえで、反抗期の髙木くんを孤立させまいと見守ってくれていたんだとよくわかりますね。面識のない人の中に飛び込んでいくっていうのはすごいことですよね。

共通点

私は先に松潤の反抗期エピを知っていて、後から髙木くんの反抗期を知ったのですが、髙木くんの話を知ったとき、真っ先に松潤が思い浮かびました。この2人には共通点も相違点もありますね。

デビュー後の初期

嵐は1999年にデビューし、松潤の反抗期は2002年、そのとき松潤は19歳でした。

そして、Hey!Say!JUMPのデビューは2007年、髙木くんの反抗期は2008年18歳の頃でした。

『ごくせん』が学園ものということもありますが、同じ年齢の頃に反抗期を迎えています。

『ごくせん』

冒頭から何度も触れてきましたが、一番の共通点が『ごくせん』です。

2人とも反抗期のきっかけやエピソードのときには必ず『ごくせん』が話題に出てきます。

ヤンキーという役柄が抜けなかったというだけでなく、『ごくせん』は同世代の共演者が多いドラマであるので、そこでの自分と、小さい頃から知っているメンバーといる時の自分とで乖離が起こってしまったというのもあったのではないかと思います。

キャラクター

キャラ変と言ったらおかしいかもしれませんが、2人ともデビュー前はどちらかと言えばヘタレキャラ寄りでした。松潤は、デビュー後に出演しているテレビ番組などで強めにツッコまれることも多々あり、髙木くんはジュニア時代、八乙女くんに、発言があまりにも雑魚キャラっぽかったため、「雑魚」と呼ばれていた時期もあったそうです。

見守ってくれたメンバー

前のエピソードのところにも書きましたが、2人ともグループのメンバーに見守られており、

松潤は、櫻井くんが周りへフォローしたり、嵐の冠番組内では今まで松潤をいじっていたメンバーがいじられる側にまわったりしてくれている様子が見受けられました。

髙木くんも、薮くんがプライベートでもそばにいて、グループにつなぎ止めてくれたと、本人が話していますね。

相違点

ここからは松潤と髙木くんの反抗期の相違点について書いていこうと思います!

反抗期といっても・・・

反抗期という風に2人をくくってしまっていますが、実際には少し反抗期の形が違うんです。

松潤は、一般的な反抗期といいますか、メンバーといるとき、ドラマ現場、雑誌撮影、バラエティ、どこでも同じ態度で、言うならば松潤のなかで反抗期だったという感じなんですが、

一方で、髙木くんは「グループ内反抗期」なんですよね。メンバーと一緒にいるときに一匹狼的になり、輪に交ざろうとしませんでしたが、『ごくせん』の共演者とはプライベートでもよく一緒に過ごしており、また、「髙木くん現場でかわいいんですよ!」と『ごくせん』で共演したほしのあきさんに「時空間☆世代バトル 昭和×平成 SHOWはHey! Say!」内で暴露されており、そこに出演していた中島くん、山田くん、森本(龍太郞)くんに驚かれていました。自身も「(親に対して)反抗期はなかった」とラジオ内で話しているので、本当にグループにいるときのみの反抗期であったようです。

グループ内での年齢

2人の反抗期の時期は近いのですが、グループ内での年齢が違います。

松潤は嵐内では最年少で、学年で言うとニノと同じ、髙木くんは上から2番目、学年で言えば薮くんと同じで最年長です。

松潤は最年少のため、嵐メンバーは見守るという形でしたが、髙木くんはグループ内で年長であったために、年下組のメンバーはあまり話せなかったというようなことも雑誌などで言っています。

反抗期後

反抗期の終わり方やその後のキャラも2人は全く違います。

松潤は反抗期というのは徐々に終わっていき、少し怖い・クール・2枚目キャラといったように、反抗期前に戻ると言うわけではなく、そこを乗り越えて松本潤という人間が形成していったという感じでした。反抗期後は発言力の強いタイプと言いますか、あまり他のメンバーが逆らわないというポジションが多い印象です。

それに対し、髙木くんはまず、反抗期が終わったきっかけというのが明確にあります。それはHey! Say! JUMPの年上組Hey! Say! BESTで集まる、BEST会を開いたことでした。そこで普段しないような話をし、打ち解けることができました。
髙木くんはグループ内反抗期であったため、髙木くんの自体のキャラや性格はそこまで変化したわけではなく、グループ内でも普段の自分をだせるようになったという感じです。

冠番組の『いただきハイジャンプ』ではオネェやヘタレキャラ、リアクション番長的なポジションになり、かっこいいだけじゃない面白い面が沢山出ていますね。

終わりに

どうでしたでしょうか?今回は松潤と髙木くんの反抗期について書いてみましたが、2人の反抗期の一番の共通点は『ごくせん』であり、一番の相違点は、人生においての反抗期であったか、グループ内での反抗期であったかという点だと私は思います。
松潤の反抗期について先に知っていた私は、髙木くんの反抗期を知って、松潤と同じ状況が多いなと思い興味深いと思いましたし、『ごくせん』の与える影響の大きさも知ることができました。ではまた!

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