アイドルにおいてセンターってなんだろう

アイドル

先日、タイムレスの新体制が発表され、そこで言及もされていましたが、アイドルにおいて、ポジションやセンターというのはそのグループにとって非常に重要なものです。では一体センターとはなんなのか。自分なりに考えてみました。

筆者について
この記事を呼んでいただく前提情報として、私は嵐ファンベースで、SexyZone、Hey!Say!JUMPという順にハマっていきました。そのため例に挙げられるのが必然的にこの3グループが多くなります。

センターについて

センターとは

センター(center)は、「中央・中心」を意味し、アイドルにおいてはグループのポジション位置において、一番真ん中に立つ人のことを指します。

AKB系や坂道系などでは、ポジション発表などにおいて、〇〇さんがセンターというのが明言されることが多いですが、スタートエンターテイメント(旧ジャニーズ)においてはまた少し仕様が違い、複雑であります。

どこがセンター?

センターってなんなんでしょう。もちろんポジションが真ん中の人なのですが、そのポジションというのも、ジャケット写真や曲の始まり、サビ、終わり、雑誌など、様々あり、またそれらがすべて同じ人というわけではありません。そして曲がドラマや映画の主題歌となっていたりすると、通称センターと言われる人でない人がダンスでセンターを張ることも多くあります。

”グループの”センター

どこがセンターなんだろうと考えているうちに、一つ気がついたことは、いわゆる「センター」はダンスなどのポジションにおけるセンターという意味だけでなく、”グループの”センターという意味を多く含んでいるのだと思います。

一体どういうことか、Hey!Say!JUMP、SexyZoneを主な具体例として述べていこうと思います。

Hey!Say!JUMP

Hey!Say!JUMPにおけるセンターは、もちろん山田涼介くんですよね。

冠番組やレギュラー番組などでもセンターと表記されたり、他メンバーも「うちのセンター」という風に発言しているシーンは多くみられます。

Hey!Say!JUMPに関しては、とてもわかりやすいセンターであると思います。デビュー曲の「Ultra Music Power」では中島裕翔君がセンターでしたが、2枚目シングルの「Dreams come true」から山田くんに変わったという話は本人たちもしており、他のグループより圧倒的に”センター”という言葉をなんの気兼ねもなく言っているように思います。

SexyZone

SexyZoneのセンターは、佐藤勝利くんです。

SexyZoneはセンター佐藤勝利、シンメのふまけん、聡マリというポジションが多いイメージです。

山田くんと、センター対談を過去やっていましたが、はっきりとセンターと言及されることは、山田くんほどは多くありませんでした。キャッチフレーズとしても『顔面人間国宝』の方が印象的で、もちろんそれ以前にも勝利くんやメンバーがセンターについて言及したことは何度もありますが、勝利くんが自分をセンターと明言する機会が増えたのは、『VS魂』に出てからのように思います。特に、同番組において、同じグループの中島健人くんと共演した際に、「グループのセンター(佐藤)とエース(中島)」と言っていたことがとても印象的です。その後も番組のコーナーとして、「センター勝利」をやっていたり、最近になるにつれ言及されることが多くなっていますね。

番外編:嵐

嵐は他のグループと比べても珍しく、センターがいないグループと言ってもいいでしょう。

全員がセンターを張れる逸材。というだけでなく、嵐は誰がセンターになっても全く不思議に思わない空気感が漂っていますね。

『嵐にしやがれ』や『VS嵐』などにおいては司会をすることの多い櫻井くんがセンターですし、メンバーカラーが赤ということもあり、若干センターという印象もありますが、曲などではいつもセンターというわけではありません。

ドラマや映画の主題歌になっている曲であれば、そこに出演しているメンバーがセンターになり、それ以外はバラバラというよう形です。メンバーそれぞれがドラマなどで主役をやる機会が多いというのも、誰がセンターでも違和感がない理由の一つであると思います。

。嵐はとても稀有なポジション構成となっていて、嵐ファンから他のグループを好きになると、センターというポジションに最初は驚きます。

センターの意義

SexyZoneに限らず、デビュー当時のKAT-TUN、WEST.など、様々なグループを見てみても、グループのエースとセンターが必ずしも同じとは限りません。
バラエティやドラマなど他の媒体で活躍しているかどうかというより、そのグループがどんな色なのかを表すのがセンターであり、センターを見ると、事務所がこんな風にグループを見てほしいと考えているのかがわかりますね。

終わりに

センターという存在は、非常に興味深いですね。今回一番思ったことは、センターとはグループの顔であり、色であるということでした。新しいグループなどを見るときも、センターからどんなグループにしたいのか考えることができますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました