塾(予備校)に行かずに大学に合格したいという人も少なからずいるのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、塾・予備校に行かなくても大学には合格できる!
私は実際に高校3年間塾に通わず、某MARCH大学に合格しました。しかし、これには向いている人と向いていない人がいると感じたため、メリット・デメリットと共にそれを紹介したいと思います。
この記事はこんな人におすすめ!
・大学受験生
・塾に行くべきか悩んでいる人
・塾と独学のどんな違いがあるか知りたい人

塾に行くメリット・デメリット
前提として、塾に行くのが合う人の方が多いと思います。
塾に行くメリット
自習室の存在
塾には自習室があるため、塾がやっている日には、朝から晩までそこで集中して勉強することができ、確かな勉強スペースを確保できるという点です。
得られる情報が多い
塾には常に先生がいてくれるため、わからないことがあればすぐに質問することができますし、大体塾にはいろいろな大学の過去問が揃えられており、その解説もしてくれたりするので、塾にいることで得られる自然と得られる情報も多くなります。
管理してもらえる
塾にいれば、志望校合格のために、どの時点でどれくらいのレベルに到達していないといけないか、勉強の進度があっているのかどうか、そして、いつくらいから過去問をやり始めたらいいのかというのを教えてもらえます。
塾に行くデメリット
お金がかかる
一番に挙げられるのが、お金です。年間平均で約45万円〜130万円ほどかかります。(※塾・コース等によって費用はバラバラです。)
人間関係が存在する
塾では先生にアドバイスを受けたり、同じ志望校を受験する人がいたりして、人と関わらなければいけません。先生に怒られたり、自分の考えと違うことを言われてしまうと、それがストレスになったりしてしまうこともあります。
周りと比べてしまう
一つ前に書きましたが、塾にはもちろん同じ大学を志望する人が存在し、自分より優秀な人を見て、焦ったり自信を失ったり、また、自分より進度が遅い人を見て油断してしまうということもあり、それはデメリットと言えるでしょう。
独学のメリット・デメリット
独学のメリット
お金がかからない
独学で必要となるのは、参考書、問題集、過去問、通信講座費用などが挙げられますが、これは塾に通う費用と比べたら全然費用がかからないと言えるでしょう。
文系の場合、私立大学にかかる費用は約400万円、国立大学の場合約250万円ほどなので、この金額の差ほどの費用が浮くという考え方もできます。
自分のペースで勉強できる
私はとにかく夜型人間でした!塾だと朝8時、9時に自習室に来て夜10時ごろまで自習・授業というケースも多いですが、独学ではそのように時間に縛られません。私は朝9時ごろに起き、夜中の2時くらいまで勉強というような時間でやっていました。
時間の使い方も自由にできますが、いつ頃過去問を始めるかなどのペースも自分で決められるというメリットがあります。
独学のデメリット
情報収集が必要
とにかく自分で調べなければいけないことが多いです。どの問題集を使えばいいのか、どれくらいの難易度の問題が出るのか、何点取れば合格できるのか、まだまだ他にも調べなければいけないことがあります。それにはある程度時間を取られてしまうので、それをストレスに感じる人には大変であると思います。
周りの状況がわからない
同じ大学を志望している人が今どれくらい進んでいるのかというのがわかりません。高校のクラスの人というのは意外と志望校がわからなかったり、聞きづらかったりします。塾だと先生を通して自分がどれくらいなのかというのを確認することができます。
他にも、インターネットで有用な情報を得ることもできますが、正しい情報を自分で選択し、その上で勉強する必要があります。
質問がしにくい
質問したいことがあったときは、平日に学校の先生に質問するか、インターネットで正確な情報を調べ、得る必要があり、即座に解決できないことの方が多いように思います。
独学で受験できる人・塾に行った方がいい人
以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、独学で受験できる人、塾に行った方がいい人はどんな人なのかまとめます。
独学で受験できる人
家で勉強できる人
家に自分の部屋など、集中して勉強できるスペースがある上で、家で自制心を持って勉強できる必要があります。家ではやはり誘惑が多く、少し寝ようと思ってベッドに入りそのまま朝だったり、携帯を見てしまったりします。それをしっかり振り切ることができる人でなければいけません。
情報収集ができる人
前にも少しずつ触れていますが、とにかく自分で情報収集を行わなければならず、学校の先生に質問に行けたり、正しい情報を知り合いやインターネット等から集めることができる人なら可能と言えるでしょう。
塾に行った方がいい人
家では集中できない人
家では集中できない、勉強する場所で勉強して、家では休むというような、明確な切り替えが必要という人は、塾がそれを可能にしてくれるため、行った方がいいと言えるでしょう。
情報収集が苦手な人
塾に行けば、先生や友人など、様々な正しい情報を手に入れることができます。インターネットの膨大な量から自分の必要な情報だけを抽出するのは大変なので、そのストレスを無くしたい、情報収集は得意ではないという人は当てはまります。
国立大学志望の人
あまり触れてきませんでしたが、国立大学にどうしても行きたいという人にはあまり向かないのではないかと思います。もちろん不可能とは言いませんが、情報収集の量が単純に私立に比べ倍以上になるため、大変であると思います。

終わりに
参考になったでしょうか。これらはあくまで私の経験を踏まえたうえでのものとなるので、挙げた例に当てはまっても独学で大丈夫な人、塾に行った方がいると思いますので、どうか参考の一つにしてください!また他にも気になる体験談や、質問があればコメントしてください。
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