Hey!Say!JUMPとSexyZone(現Timelesz)について(やまゆとちね・ふまけんしょり編)

アイドル

この記事を呼んでいただく前提情報として、私は嵐ファンベースで、SexyZone、Hey!Say!JUMPという順にハマっていきました。

グループ内ライバル?!やまゆと・ふまけんについて

グループとして活動していく中で、メンバー同士に様々な関係性が生まれると思うのですが、今回は私が特に興味深いと思った、やまゆと・ふまけんのこの2組について話していきたいと思います。

やまゆと(山田涼介×中島裕翔)

Hey!Say!JUMPの山田涼介と中島裕翔のペア、通称やまゆと。本人同士や他メンバーもテレビや雑誌等でデビューした後くらいから20になるまで約6年間、あまり仲が良くありませんでした。互いにリスペクトしている部分はあったものの、どこか鼻についたり、認めきれなかったそうです。

 そもそもこの2人は、対照的なジュニア時代を送っていました。
ジュニアに入ってすぐ中心メンバーとなり、センターを張ることも多く、そして『エンジン』や『野ブタ。をプロデュース』など、有名なドラマに多く出演していたエリートジュニアの中島裕翔
端の方からスタートし、徐々に徐々に中心メンバーに近づいていった努力型の山田涼介。センターを張っていた中島裕翔から遠い、後ろの方からスタートし、近づいていき、同じグループでデビューしました。

 この2人が、ライバル関係そして、氷河期を迎えることになるきっかけとして、決定的な2つの出来事がありました。

1つ目は、センター交代です。デビュー曲の『Ultra Music Power』では中島がセンターでしたが、2枚目シングルの『Dreams come true』では山田がセンターとなります。ジュニア時代からセンターにいた中島裕翔は面白くなかったでしょうし、当時まだ2人は中学生という多感な時期であったため、複雑な関係になってしまいます。

2つ目は、チクツウです。この話をするたびに周りの人に突っ込まれていましたが、成長期の男子におこる乳首の痛みのことです。元は些細なじゃれあいだったのですが、中島が乳首を押し、それに怒った山田が本気で中島を蹴り飛ばし、関係性がビミョーになっていっていた2人の亀裂が明確なものになりました。

ふまけん(菊池風磨×中島健人)

SexyZoneの菊池風磨と中島健人のペア、通称ふまけん。2人は入所時期も近く、やまゆとと異なり、ジュニア時代からのシンメでした。B.I.Shadowという、SixTONESの松村北斗、髙地優吾と共に結成された、ジュニアユニットで共に活動していたり、同じドラマに出たりして、ジュニア時代から一緒にいる機会の多かった2人でした。

もともとライバル的な関係かつ相棒というような形でしたが、この2人が氷河期を迎えてしまいます。やまゆとほど明確なきっかけがあるわけではないのですが、事実と推測、両方を交えて話したいと思います。

デビューしてからグループ内での立ち位置や役割、仕事への考えなど、様々なものに違いが出てきてしまったのが、1番の理由ではないでしょうか。

中島はバラエティや歌番組で、キラキラアイドルとして目の前の仕事に真摯に取り組む一方、菊池は、『GTO』に出演したり、反抗期であったりで、「なぜ面白くないのに笑わなければいけないのか」という発言もあるほど、王道のキラキラアイドルという道を歩むSexyZoneに対して、自分に合っていないと感じていました。

またこの考えの違いが、3人体制の時に顕著なものとなりました。自分たちが頑張ればそれがSexyZone全体のためになり、最適だと考える、目の前のことに真っ直ぐな中島と、今のこのSexyZoneの体制はおかしいのではないか。そんななかの3人体制は正しいのかと疑問視していた菊池。これは反抗期と違い、どちらが悪いというものは無いのではと思います。

3人体制の作品のメイキング映像を見てみると、2人は全然話していなかったり、互いにそっけない様子が見てとれます。

緩衝材的メンバーの存在

このふたペアには、重要な、緩衝材的メンバーが存在します。

Hey!Say!JUMPでは知念侑李。SexyZoneでは佐藤勝利。

やまゆとの緩衝材、知念侑李

山田、知念、中島は同い年かつ、堀越高校の同級生で、高校1年生では、3人とも同じクラスかつ席順も知念、中島、山田という前後でした。山田は「スクール革命!」やNYCとして知念と一緒に活動し、中島は知念に「いつもそばにいてくれた」という旨の発言を何度もしています。ギクシャクしていたやまゆとと、平和主義の知念くんは同じクラス、グループで必然的に一緒にいる時間の多い2人には重要な緩衝材だったと思います。

ふまけんの緩衝材、佐藤勝利

3人体制の中で、氷河期のふまけんといつも一緒だったのが佐藤勝利でした。考えのぶつかるふまけんと、その3人の中で一番年下の佐藤は、ふまけんのバチバチと全く違う空気であったと思います。テレビ番組で、「ふまけんの喧嘩は佐藤のいるところで起こる。」と言われていたり、メイキング映像で、互いが佐藤に絡むというようなシーンであったりして、佐藤はこの2人の緩衝材であったのだと思いました。

和解

2組とも、明確な和解のタイミングがありました。

やまゆとは、知念侑李の20歳の誕生日に開かれた7会にて、知念、岡本が見守る中、互いに「嫌いだった」「ただお互いギクシャクしたままなのは嫌だ」というような話から和解していき、不仲関係から、互いを高め合えるライバルかつ、仲良しコンビになりました。

ふまけんの和解タイミングは、中島健人のソロコンサートに菊池が訪れたことがきっかけでした。セクゾの3人体制が終わり、5人体制となっていたこともあり、2人は和解していきました。

終わりに

やまゆと、ふまけんのコンビそしてその2人の緩衝材となっていた、知念侑李、佐藤勝利の存在という関係は共通している部分や、違う部分があり、非常に興味深いと思いました。氷河期にも様々な形があるのだと改めて思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました